選手によってプレースタイルは違う

テニスのプレーは主にサーブとネットプレーとストロークの3つで構成されています。この3つを高いレベルでそつなくこなす事が出来る選手をオールラウンダーと言います。プレーする場合に得意なプレーが人によって違いますが、対戦相手からすれば弱点のプレーに絞って対策を練っていけばいいのですが、レベルの高いオールラウンダーは穴が少なく攻略が難しいという特徴があります。

ネットプレーヤーはサービスで崩してネットに詰めてボレーで仕留めるのが最高の流れになります。サービスで崩せなくてもラリーの最中にチャンスがあればネットに近づきボレーを狙っていきます。このプレースタイルの大切な要素になるのが強力なサービスです。テニスで通称ビッグサーバーと言われる選手のサーブはスピードが速く、返球出来たとしても弱々しいボールが打ちやすい所に返ってくる確率が高まります。身長が高ければボールに角度が付いてさらに取りにくいボールになります。

他にもカウンターを狙ってひたすらチャンスボールが来るまで拾い続けるプレースタイルもあります。こういった選手をカウンターパンチャーといい、相手の主導権を一発でひっくり返してしまうので負けた方は精神的ダメージも大きくなります。テニスは得意なプレースタイルで相手との駆け引きを繰り広げていく奥深いスポーツです。